看護師の夜勤あるあるとして多いのが、夜勤関連の睡眠での悩みだ。看護師は夜勤がある日は、その前に睡眠を取ることがある。また、夜勤をしている最中に、仮眠を取る場合も出てくる。しかし、夜勤のスケジュールが入っているその前に、少しでも寝ておこうと布団に入ってはみても、なかなか眠れず、体を横たえているだけになってしまうことが多い。
また、実際に夜勤中に仮眠をすることもある。疲労を回復するために、早く寝付いてしまおうと思えば思うほど寝ることができず、また急患が入ってくれば、すぐに行かなければいけないため、どうしても気持ちに焦りが出て寝付けなくなってしまう。そんな状態で、夜勤が明けて、朝方になる頃に急に睡魔に襲われることがある。患者の朝の食事の配膳など忙しい時間になってしまっているので、寝ている時間などなく、眠気との闘いになってしまう。
しかし、夜勤後、病院を後にする頃には、疲労も最高潮に達しているはずなのに、なぜか、今度は気分的に興奮状態となっており、すぐに寝ることができない。遊びに出かけてしまう看護師がいるほどだ。
このように夜勤中の睡眠は必ずしもうまく取れないことが多い。また時間が不規則になってしまうことにより、普段の睡眠もうまく取れない状態になり、不健康になってしまう場合もある。夜勤のない普段の生活では、朝起き、夜はしっかり眠る習慣を取り戻し、できるだけ毎日朝食をしっかり取り、午前中は太陽の光を浴びる時間を増やし、体内時計を取り戻す必要がある。